アメリカンスリープオーバー

アメリカンスリープオーバーという映画をみた。
進級する直前に行われるお泊り会。
女子は女子、男子は男子、ちょっと上級生は男女一緒にパーティー
なにかが起こりそうで、起こしたくてザワザワ、わくわくする感じ。
大きな事件が起こるわけでもなく、淡々とはしてるけれど、長く感じない。
思い出深いけど10年くらいすれば
かすみがかった記憶になるだろうなーな1夜の話。

印象に残った場面いっぱい。

プールに遊びに行ってるベスとマギーがよかった。
そのあと自転車で走ってるところも。

クラウディアをスリープオーバーに誘った女の子が感じ悪くていかにも
イケてるアメリカの高校生って感じだった。
そもそも、「あれって、彼氏?」と聞いてたときに、driverって言っていて、
それはアメリカで彼氏の隠語的なものかな、と思ってたけど、
単に「あれって、アッシーくん?」的な嫌味な意味なんだろうな、とわかって
最初からあの女の子はいけすかない奴だとクラウディアは思ってたんだな、
しかも彼氏の態度で何かあるって見抜いてたしな、と女子の細かいやりとりがよかった。

プールの男の子の身体が実はよかった。

マギーが突然踊りだして、それに対してみんなヒューって感じになってるのがよかった。

廃墟にキスの相手を見つけに行くやつ、あれこそ文化違いすぎて
理解しがたいけど、なんかよかった。
あのキスをしてから進級しなきゃという強迫観念、さすがプロム文化だなと思ったし、
それ越えていかないとたしかに将来プロムの相手見つけられないな、、、
というペアを探さないといけないことに対するプレッシャーがはんぱないなと感じた。
そもそも、プロムとかそうゆうのに対する参加率はどんなものなのかな。90%以上?
ボーンズでは、ボーンズがプロムに参加したことなかったと言ってる回があったから
参加してない人もたしかにいるのかな、と思うけど。

クラウディアが彼氏の家に泊まることになって、
でも泊まっても別れるからと言い切ったのがかっこよくてよかった。

スリープオーバーの終わった次の日の朝、クラウディアがジェンだったかに
小さく手をふってるのもよかった。

最後のパレード、なんか街ぐるみでみんな楽しみにしてる感じがよかった。
踊ってるときにプールの彼を見つけて手をふる自由さも。


アメリカ人になりたいと思った。
もう一回みたいなー。