純喫茶の純は純粋に喫茶店ということ?
さいきんのおっしゃれーなカフェもいいけれど、
どうしても、純喫茶というのも気になる。
小さい頃には喫茶店には行ってたけれど、
そんな目で見てないから、どちらかというと、
コーヒーを飲むところと薄暗いお店だな、という印象しかない。
ただ、いまは妙に古い時代にとりのこされた感じが、
看板のロゴの古くささや、
やけに豪華な内装、
グラスがごてごてしていたり、花柄だったり、
外の食品サンプルのところにパフェがいっぱい並んでるところ、
マスターがいて、コーヒーをたててたり、
ホットケーキを手焼きしてたり、
そういうところがすっごく魅力的。
リアルタイムではないのに、なぜかなつかしいなと思う。
たまごサンドウィッチがすごくおいしかった。
この喫茶店の名前ははスワンなので、
白鳥がいた。
純喫茶にひかれるところは、
すべてにおいてオリジナル度が高いところだと思う。
建物にしても、内装にしても、
メニューにもちゃんとお店の名前が書いてあったり、
ストローの袋にもプリントされてる。
お店の色が出てると、行ってほっこりするし、より楽しい。
でも、実際の常連のおじいちゃんおばあちゃんは、
そんなこと考えてないかもなー。
日々の習慣でみんなが集まれる場所、として捉えてたら、
そういう風には思わないのかもね。
純喫茶すき、というわたしみたいなのは、
どちらかというと、エンターテイメント的に捉えてるものね。
それはそれで、いいけど、
そういう時代にリアルに生きて、
日々の習慣で集まる喫茶店、ていうのはかっこいいな。