その前があってその後がある

年の初めに懐中日記という手のひらサイズのかわいい日記帳を買った。
今年は人生の変化が起こるような気がしたので、
そのちょっとした変化を逃さずとらえるぞ、と思い買ったのだが、、
甘かった、自分の3日坊主の性格が。

手のひらサイズで、1ページに2日分ある。
日付と曜日も書いてくれていて、あとはそこに書くだけ。
ただ、色々書こうと思うと短いし、何もなければ書くことはなく、、、
そして手書きが意外とめんどくさい。
あれよあれよという間に、あの決意はどこかへすっかり手をつけることがなくなってしまった。
どちらかと言うとだらだら書きつけるほうなのも合わなかった理由になるのかもしれない。

けれど最近、懐中日記の第二の人生が見つかった。
毎日の食べたものを書きつける。
かつて流行ったレコーディングダイエットではないけれど、
朝、昼、夜、おやつ、体調とかそういうちょっとしたことのメモをとる。
それを記録するにはちょうどいい。
毎日何かしら食べているし、書くことに困らず、かといって書きすぎることもない。
続けてみて1週間ほど。
すでに1日書くのを忘れているけど、これなら続けられそう。
継続ができれば、のちのち良い記録帳になってくれるだろうな、。


昨日は録画をしていた、ジャッジ!を観た。
ひまつぶしにでも〜という軽い気持ちで観はじめたけれど、
これがすごくおもしろかった。
広告代理店に勤めるダメ社員の妻夫木が、その人柄と信念で周りの心を溶かして
ひとつにまとめて、変えていく、、、みたいな話。
(実際はもっと洗練された話か、)
すごくデキルとか資金力があるだけでは仕事ってうまくいくばかりじゃなくって、
心があればうまくいくこともあるんだなぁ、、
と、もちろん映画だからうまくいくのもわかってるけれど、希望のもてる良い映画だった。

昔まだ営業をしていたときにお客さんに、
「正直なところ、あなたはすごくしっかりしていたりデキます!っていうタイプではない。
だけど、なんだか人が話を聞いてあげようかな〜と思わせる雰囲気があるから聞いてしまうんだよね。」
ということを言われたことがあった。
きびきび、しゃきーん!隙なし!みたいな雰囲気じゃないと
うまくいかない仕事なのかなぁ、と思っていたので
その言葉にはびっくりしたしうれしくもあった。

そりゃあ、いつまでも頼りない感じではいけないけれど、
人にはそれぞれ性質やその雰囲気、やり方があって、
それを一生懸命やっていたら理解をしてもらえたり、一緒の方向を向いてくれることがあるんだなぁと感じた。
考えたら、それが今の仕事での自分の立ち位置にもつながってるかもなぁ。
ジャッジ!を観たあとに、そのことを思い出して、じんわりした。

それ以外にも、テンポがいいし、小ネタが面白いし、北川景子の英語がすごくいい。
それに彼らのその後は、、、、を考えるとわくわくする。
観終わってすぐもう一回観たいな、と思えたので、今晩にでも旦那さんに勧めて一緒にまた観よっと。