もっときになっていること、オリンピックへむけて

思い出した時に、ふっと書くことにしている。
2000年のシドニーオリンピックの閉会式のこと。

18時頃だっただろうか、NHKで生中継されていた。
なんとなしに、ひとりで見ていた。

真っ赤なロングドレスを着た女の人が独唱していた。
そこに、画面のはじから何か来る。
パタパタとはためいて、、蛾。
大人の手のひらくらい?もうちょっと大きかったかな?
(もう記憶が曖昧になってきたけど)
それが飛んできて、なんと歌っている女の人のおなかにとまった。

すごいデカイ蛾が、おなかに、とまる!

女の人は、そこはプロの歌手、まゆひとつ動かさず歌い続ける。
絶対こっち来るの見えてたはずなのに。
すごい。

テレビ画面のほうはというと、
最初は引きで全身の映像だったけれど、蛾が止まったときには、
このカメラマンもさすがプロ、
焦らずさわがず、そっと女の人のバストアップにまでズームした。


ていう、小さな放送事故、
というかおもしろ映像みたいなのがあったのだけれど、
誰も見ていない。
あれから15年経って、新しくあった人みんなに聞いてるけれどみんな知らない、と。

これが2015年の今だったら、大分違ってただろうなぁ。
もう多くは望まない。
見た見た〜!とちょっと同意してくれる人がいたらいいなぁ。