恥を知りそっと服を着るイブの気持ち

小学校2年生のときにディズニーランドへ連れて行ってもらったときの、
恥という気持ちを感じたときのことふたつ、
突然に思い出した。

ディズニーランド内のレストランで朝食を食べたとき、
ミッキーの顔の形をしたパンケーキがあんまりにかわいくって、
そのまますぐに食べてしまうのはもったいないと
席を立って写真を撮った。
当時、写真は人物、ハイチーズが主流だった頃。
朝のレストランでパンケーキを写真に撮る子供は奇異だったので
すごいじろじろ見られていた。
ああ、かわいいから撮ろうと思ったのに、撮るんじゃなかったかな、
とちょっとはずかしい気持ちになったのを覚えている。

いまじゃあ、かわいいパンケーキが出てきたら、
写真に撮らないなんてむしろありえない、くらいになってしまってる。
まさかそんな時代になるとは、夢にも思ってなかった。

このカメラの時代の変化を考えると、、思い出すことがある。
以前、横尾忠則のピンクガールの展示に行った。
60年代に描かれたけれど、現代にも通じる色遣い。
でも、この絵をみるとヨコオの理性をすごく感じる。
テレビが白黒だから。
このときはまだ、テレビがカラーになるなんて想像もついてなかったの
だろうなあ。
いくら芸術家だとしても、想像は超えられない、というか
理性があって現実をみているのかしら、そう思わされる一枚。
もう技術の進歩はない、なんて思っていてもきっと何十年か先には
当たり前になっていることがあるのかもしれない。
今日だって、気球に乗って宇宙旅行風体験ができる、
ってニュースがあったし。
宇宙エレベーターだってほんとに完成してるかもしれない。


そうそうもうひとつのはずかしさ、
当時、まじかるタルるーとくんが流行ってて
タルるーとくんがしてる玉みたいなの(玉ちゃん)が
首から下げれるおもちゃになってた。
すごく欲しがってねだって買ってもらっていたわたしは、
なぜかディズニーランドにまでそれを下げていった。
夢の国では違和感がなかったけど、地元に帰ってきてまだ下げてたら、
駅で同じ年くらいの女の子に変な目で見られていた。
そっと玉ちゃんをはずしました。
もうディズニーランドの思い出よりそっちのほうが鮮明。

いまでもタルるーとくんのOP歌えるなあ、


ああ、もうまとまりのないへたな文章でいやだ。